カタール国内では敵なし
直近5試合を振り返っても、アル・ホライティヤット戦(5-0)、アル・スィーリーヤ戦(8-0)、レフウィヤ戦(3-1)、アル・ホール戦(7-0)、国内カップでムアイザル相手に7-0と、30得点を奪っている。しかもこのうち3試合はポゼッション率が70%を超えており、残る2試合も60%を超えている。ボールを徹底的に支配するあたりはシャビのチームらしい。
アル・サッドといえば元スペイン代表MFサンティ・カソルラの加わったチームだが、そのカソルラもここまで15試合で10得点9アシストと大爆発。2019年のアジアカップ決勝で日本代表も苦しめたカタール代表の24歳FWアクラム・アフィーフも活躍しており、カタール国内においてアル・サッドは手がつけられない集団となっている。
ここでの経験を経て、シャビはいつかバルセロナを指揮することになるのか。現在のバルセロナは以前の強さを失っており、改革が必要なのは明らかだ。サポーターの中にもシャビの帰還を待っている人は多いだろう。