プレミアでも通用している
現在レスター・シティでプレイするFWジェイミー・バーディは、長らく下のカテゴリーでプレイしてきた苦労人として有名だ。
そのバーディに比べると苦労人とまでは言えないかもしれないが、今季初挑戦のプレミアリーグで印象を残しているFWに注目が集まっている。
今夏ブレントフォードからアストン・ヴィラへ移籍した24歳のFWオリー・ワトキンスだ。
ワトキンスは4部相当のリーグ2に所属していたエクセター・シティでプレイを続け、その後2部のブレントフォードへ移籍。そこで昨季リーグ戦25得点を挙げて一気にブレイクし、今夏満を持してプレミアの舞台へ乗り込んできた。
そこでもすでに12試合で6得点を挙げており、初挑戦ながらプレミアでのパフォーマンスは見事だ。24歳という年齢を考えると、まだまだ成長が見込める。
英『Daily Mirror』によると、かつてアストン・ヴィラで活躍したアンディ・グレイ氏はワトキンスがバーディに似ていると語る。
「オリーはバーディのように飛躍できる。まだこのレベルで証明することが多くあるが、彼を見るのが好きだよ。彼は素晴らしい動きを見せているし、スピードもあってDFを不安にさせているね」
現代サッカーでは24歳で初の1部挑戦は遅咲きの方に入るかもしれないが、バーディの例を考えれば焦る必要はない。ここから10年近くにわたってプレミアを代表するゴールゲッターとなっていけるのか。ワトキンスのスタートは上々だ。