クラブOBも不安視
トップ4どころか降格圏へと転落してしまうのか。今季アーセナルは想像を遥かに超える大苦戦を強いられている。
先日も好調を維持するサウサンプトンと1-1で引き分けてしまい、13試合を消化した成績は4勝2分7敗。順位は相変わらず15位と上がってこない。
まさかアーセナルが降格なんて信じたくはないが、油断できないポジションにいることは間違いない。トップ4入りや優勝の目標より、まずは降格圏に落ちないよう注意を払う必要がある。
英『Sportbible』によれば、クラブOBレイ・パーラー氏もアーセナルの現状を不安視している。決して楽観視することはできず、早い段階で立て直していかなければ本格的な問題となるかもしれない。
「とある人にアーセナル降格の可能性はあるかと問われ、私はおそらくないと答えた。しかしレスターが優勝した時のことを考えると、アーセナルの降格もあり得る。ポイントを拾えず、状況を変えられなければ本当に問題だ」
そんなアーセナルにとって今後のスケジュールはあまり嬉しいものではない。19日には上位進出を狙う難敵エヴァートンとの戦いが控えており、リーグカップのマンチェスター・シティ戦を挟んで26日にはチェルシーとの対戦が待っている。最悪の場合、ここで連敗もあり得るだろう。
何とか良い形で2020年の戦いを終えたいところだが、この3連戦で維持を見せられるか。今の順位のまま年越しとなれば、残留へのプレッシャーが徐々にのしかかってくることになりそうだ。