オバメヤン、ジャカ、ウィリアン アーセナルは彼らの売却も考えるべきなのか
オバメヤンはアーセナルのエースだが…… photo/Getty Images
英メディアからは厳しい評価
なかなか結果が出ないアーセナルは思い切って若手路線へ舵を切るべきなのだろうか。何人かパフォーマンスが気になるベテランプレイヤーがいる。
例えばFWピエール・エメリク・オバメヤン(31)はチームのエースと考えられているが、今季はここまで2得点1アシストと苦戦している。チームスタイルの問題もあるだろうが、これまでの実績から考えると到底納得できない数字だ。
他にもバーンリー戦で退場処分を受けたMFグラニト・ジャカも評価が難しい。28歳のジャカはベテランとまでは言えないが、パフォーマンスを考慮するとチームに留めておくべき選手かは微妙なところだ。サポーターの間でも意見は割れるはずで、ジャカよりもジョー・ウィロックのような若手を優先してもいいかもしれない。
今夏にチェルシーからフリーで加わったウィリアンも不十分だ。英『GIVE ME SPORT』によると、ウィリアンの週給は22万ポンド(約3100万円)と高額だ。ここまでは給与に見合う活躍とは言えないか。
同メディアはオバメヤン、ジャカ、ウィリアン、さらにDFダビド・ルイス、ソクラティス・パパスタソプーロス、昨夏リールから7200万ポンドの移籍金で加わったFWニコラ・ペペまで手放すべきとの考えを示している。
ジャカの評価も分かれる photo/Getty Images
若手の出番増やした方がいいとの意見も
若手ではFWリース・ネルソン、エディ・エンケティア、フォラリン・バログン、ガブリエウ・マルティネッリ、ブカヨ・サカ、MFジョー・ウィロック、エミール・スミス・ロウなど前線を中心に能力の高い若手が揃っている。
彼らを中心に戦ったヨーロッパリーグ・グループステージの方は6戦全勝で突破しており、リーグ戦でも辛抱強く彼らに出番を与えていく方が将来に繋がるか。
現在リーグ戦の順位は15位。すでに優勝争いからは脱落した印象があり、トップ4入りの目標はまた来季以降目指すことになりそうだ。今後に向けてチームをどう組み立てていけばいいのか。高給取りの選手や結果が出ていないベテランプレイヤーには厳しい判断を下す必要があるかもしれない。