188cmの大型ストライカーへの注目
今冬にドルトムントへFWアーリング・ハーランドを売却したオーストリアのザルツブルクは、ハーランドの後継者となるストライカーを探してきた。
単純に得点数だけを見るならば、昨季リーグ戦24得点6アシストと爆発したザンビア代表FWパトソン・ダカがハーランドに代わる得点源だ。ダカはビッグクラブから引き抜かれる時も近いはずで、ザルツブルクが抱える次なるブレイク候補だ。
しかし注目したいのはダカだけではない。今季ザルツブルクで評価を伸ばしているのは、22歳のドイツ人FWメルギム・ベリシャだ。
U-21ドイツ代表でもプレイ経験があるベリシャは昨季こそリーグ戦8得点に留まったが、今季はすでにリーグ戦7試合で5得点を記録。さらにチャンピオンズリーグの方でもバイエルン相手に2試合連続得点を挙げるなど、ここまで4得点を挙げている。
今季はダカが負傷離脱している期間があったため、ベリシャの活躍は非常に大きい。ベリシャは188cmとサイズもあり、ダカよりベリシャの方がハーランドに近いタイプだ。20歳のハーランドに対して22歳のベリシャを後継者と呼ぶのも変だが、ザルツブルクにとってはハーランドの後釜と言えよう。
伊『Calciomercato』によれば、ベリシャは同じ大型FWとしてズラタン・イブラヒモビッチに憧れているという。今季の活躍でビッグクラブも動き出すはずで、ダカに続いてベリシャもブレイク候補生か。