マンCのPKは“意外な男”に任せるべき? キッカーに志願する選手とは

世界でもトップクラスのキック精度を誇るGKとして知られるエデルソン photo/Getty Images

「自分が一番上手いと思っている」

ジョゼップ・グアルディオラ監督は、一度思い切ってPKキッカーを少し意外な男に任せてみるのもアリか。ここ数年、PKの成功率に一抹の不安を抱えているマンチェスター・シティだが、そんな状況を救うのはまさかの守護神かもしれない。

昨季からどうにもPKの精度が安定しないマンC。2019-20シーズンの成功率は62.5%(16回中10回成功)となっており、今季も66.7%(3回中2回成功)と決してその数値は高くない。FWセルヒオ・アグエロやMFケビン・デ・ブライネを筆頭に、昨季からキッカーを務めたのは計6名。キック精度の高い選手が集うシチズンズだが、意外にもPKキッカーのチョイスには苦労することとなっている。

しかし、そんな“PKキッカー問題”を自分が解決せんと、強気なコメントを発した選手がいる。その選手とは、なんとブラジル代表GKエデルソン・モラレスだ。GKとして規格外のキック精度を備えている同選手は、プレイスキックの技術に関しても相当な自信を持っている様子。自分がチームで一番PKが上手いと、エデルソンは自信満々だ。英『Daily Mirror』が伝えた。
「プロキャリアの初期には、よくFKの練習もしていたね。PKを蹴るのも好きだよ。でも、最近はあまりFKを蹴るトレーニングはしていないんだ。あれはとてもキツいからね。ただ、PKの練習は今でも継続して行っている。シティにはクオリティの高いフリーキッカーがいるけれど、PKに関しては僕が一番上手いと思っている(笑)。でも、グアルディオラはなかなか僕にPKを任せてくれないんだ」

冗談交じりではあるものの、自分がPKを蹴った方が成功率は上がると内心エデルソンは思っているか。昨季チームのPK失敗が続いた時期には、グアルディオラ監督も「エデルソンが(キッカーとして)ベストかな。現時点では我々の中で彼が最高のPKキッカーなんだ」と話していたが、本人もそれなりに本気で自分がキッカーとなるチャンスを窺っているのかもしれない。

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