マンUのエースはカバーニに学ぶべし 一流のFWとなるために必要なもの

リネカー氏にゴール前でのクオリティ向上を求められたラッシュフォード photo/Getty Images

「ゴールハンターのようには見えない」

マンチェスター・ユナイテッドのエースには、ゴール前の混戦で結果を残す能力がまだ足りないのか。昨季公式戦44試合に出場して22ゴールを挙げ、一気にゴールスコアラーとして飛躍を遂げたイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード。しかし、彼が一流となるためにはあと少しだけ欠けている部分があると、元イングランド代表FWガリー・リネカー氏は主張する。

それはゴールスコアラーとしての本能。少し抽象的な指摘かもしれないが、端的に言えばリネカー氏はラッシュフォードにゴール前における動きの向上を求めている。スピードに乗ったドリブルからのシュートや、鮮やかなロングシュートでの得点を得意としている同選手。しかし、綺麗な形からゴールを奪っているだけでは、真の一流ストライカーと言えない。そうリネカー氏は主張しているのだ。

「ラッシュフォードは間違いなく素晴らしい才能を持った選手だ。非常に知的かつスピーディー。ゴールを奪うために必要なあらゆるものを備えているね。ただ、彼はゴールハンターのようには見えない。彼を見ていると、ゴール前でストライカーとして必要な動きをしていないことが多いんだ。彼はピッチ上であまり考えていないように見えるね。ついでに言うと、周囲の誰もそれを指摘しない。私はこれを非常にもったいないと思ってしまうんだ」

英『The Athletic』に対して、リネカー氏はこのように語っている。現地時間29日に行われたプレミアリーグ第10節のサウサンプトン戦で、FWエディンソン・カバーニがストライカーの本能を剥き出しにして2ゴール1アシストの大活躍を披露したことも関係しているのだろう。この試合、カバーニは常にゴールを奪うための動きを繰り返していた。特に74分に奪ったゴールはそれが表れた結果と言え、ブルーノ・フェルナンデスが供給したシュート性のクロスに反応していたのは彼だけだった。得点を決めるために準備を怠らないこと。リネかー氏がラッシュフォードに求めているのは、こういった部分か。

キャリア通算で263ものゴールを挙げたレジェンドから、さらなる高みへ至ることを要求されたラッシュフォード。少し高すぎる要求のようにも思えるが、それができるポテンシャルを備えているからこそ、同氏も厳しい意見を述べているのだろう。はたして、マンUのエースは今後もう一段階上のレベルへ到達することができるか。いずれ何でもできる“パーフェクトストライカー”となるべく、23歳は研鑽を続けてほしいところだ。

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