ミラン、8ヶ月ぶりの敗戦はまさかのホームで完敗 指揮官は何を思う

タッチライン際で指示を飛ばすピオリ監督 photo/Getty Images

久しぶりにネガティブな面が多かった

半年以上も黒星のなかった好調ACミランがついに敗れてしまった。しかも、まさかのホームでの完敗だ。この敗戦に指揮官は何を思うのか。

5日に行われたヨーロッパリーグのグループリーグ第3節で、フランスのリールをホームへ迎え入れたミラン。22分にユスフ・ヤジチにPKを沈められると、後半にも同選手に2点を追加され、ハットトリックを達成されてしまう。一方、攻撃陣もリールの堅守を破るべくハーフタイムに2枚替えなどを行なったが、最後まで得点を決めることができず、0-3の敗戦を喫した。

シュート数はミラン「12」(オンターゲット「4」)に対して、リール「14」(同「6」)。ポゼッション率も「55」対「45」と、試合内容を見ればそれほど差のある試合ではなかったが、スコアでは完敗。ミランは今季初黒星を喫するとともに、同クラブの公式戦での不敗神話は「24」でストップしてしまったのだ(3月に行われたジェノア戦以来、約8ヶ月ぶりの敗戦)。

伊『sky sport』のインタビューに応じたステファノ・ピオリ監督は「強力なチームと対戦し、我々の道のりを困難にした」と苦戦を認めつつ、リール戦を次のように分析している。

「スタートは悪くなかったが、十分なチャンスを作ることができなかった。このような強力な相手に対して遅れて入ってしまうと、必然的にスペースが空いてしまう。その結果、彼らに主導権を渡してしまった」

「いつものように我々はポジティブな面とネガティブな面を評価するが、久しぶりにポジティブな面よりネガティブな面の方が多く見られたと思う。リールは相手のミスを利用してくるチーム。我々はミスをしてはいけない試合でミスを犯してしまった」

ただ、完敗を喫したものの、これまで好調だったチームへの指揮官の信頼は揺るがない。

「私はこのチームの監督だ。誰も相手を過小評価していたわけではないことを保証する。我々も正しい姿勢を見失うことはなかった。ただ、ついていない日になってしまっただけだよ。ここから学んでくれるだろう。このチームは若いけど、困難に立ち向かう術を知っている成熟したチームだからね」

「私はここにいられて幸せだ。団結した雰囲気に、我々をサポートしてくれるクラブがある。可能な限り、仕事をこなすための全てが整っているんだ。監督がここのような状況を目の当たりにしたとき、集中することができるし、ベストを尽くすことができる」

今季、前評判以上の戦いを披露してきたミラン。ここまでの強さが本物であったことを証明するためにも、次のヴェローナ戦(セリエA第7節)は勝負所となりそうだ。

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