変わり続けるS・ラモスの“相棒問題” EURO2020へ1番近いパートナーは

ビジャレアルのトーレス photo/Getty Images

ラモスとの間に実力差がありすぎる

スペイン代表にとって長く問題になってきたのが、DFセルヒオ・ラモスの相棒探しだ。

今でも最終ラインで圧倒的な存在感を発揮するラモスは、来夏のEURO2020でも絶対に欠かせぬリーダーだ。チームの最重要プレイヤーと言ってもいいだろう。

しかしジェラール・ピケが代表を去って以降、ラモスのパートナーがなかなか決まらない。
ベスト16敗退に終わった2018ロシアワールドカップから、実に6人もの選手がラモスのパートナーとしてテストされているのだ。

ラモスとマリオ・エルモソ、ラモスとマルク・バルトラ、ラモスとイニゴ・マルティネス、ラモスとナチョ・フェルナンデスなど、パターンは様々だ。

しかし、どの組み合わせも大正解とはならなかった。ラモスとは実力に差があるのだ。

その中で今スペイン『MARCA』が期待をかけているのは、ビジャレアル所属のパウ・トーレスだ。

23歳のトーレスは国内で高い評価を得ており、レフティーという点もラモスのパートナーにぴったりだ。

EURO2020まで1年を切り、そろそろラモスの相棒を決めたい。トーレスはその選択肢となるはずだが、残りの期間で固められるだろうか。

「ただ上手く守るだけでなく、私はそのポジションに多くのものを求める」

代表監督を務めるルイス・エンリケは以前このように語っていた。トーレスもただ守るだけでなく、攻撃面でも存在感を発揮していく必要があるのだろう。

ラモスの相棒としてEURO2020へ。それに1番近づいているのがトーレスか。

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