ドイツ代表では初招集
今季のドルトムントは例年以上に「若さ」がキーワードになっており、バーミンガムから加入した17歳のイングランド人MFジュード・ベリンガムがいきなり中盤でポジションを掴んでみせた。
ベリンガムはリーグ開幕から3試合連続でスタメン出場を果たし、その相棒にはベルギー代表のアクセル・ヴィツェルが入っている。今のところこの2人が中盤のファーストチョイスということだろう。
しかし、まだ楽しみな選手はいる。先日のバイエルンとのドイツ・スーパー杯に先発していた24歳のMFマフムード・ダフードだ。
ボルシアMG時代に現ドルトムント指揮官ルシアン・ファブレの指導を受けてきたダフードは、ファブレの好みを理解しているプレイヤーだ。
残念ながら昨季終盤に負傷離脱していた時期があり、今夏のベリンガム加入もあってやや影の薄い存在となってしまっていた。
それでも、ブンデスリーガ公式はダフードを才能豊かなプレイヤーと紹介している。
何より2日に発表されたドイツ代表メンバーでは、ダフードが初招集を受けているのだ。才能がなければドイツ代表召集のチャンスは掴めない。
同サイトはマンチェスター・シティに所属するドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンに似たタイプと表現しているが、ダフードも中盤から積極的に攻撃参加できるテクニックの高いMFだ。
ダフードもこのままベリンガムの快進撃を許すつもりはないだろう。ドイツ代表でも出番を得ていきたいと考えているはずで、ダフードにとっても来夏のEURO2020へ大事なシーズンだ。