ミラン“2人目”のサムライ誕生はあるのか 冨安健洋に名門は魅せられる

ボローニャの冨安 photo/Getty Images

ミラン相手に昨季からインパクト

ミランにとって日本人選手は特別だ。

本田圭佑が10番を背負ってプレイしたこともそうだが、昨季からボローニャでプレイするDF冨安健洋に魅せられているのだ。

昨季の冨安は本職ではない右のサイドバックを担当していたが、ミラン戦にて強烈なミドルシュートを叩き込んでいる。
ストライカーのような一撃にミランも驚いたはずで、冨安が右サイドバックでも戦えることは十分に証明された。

そして今季の開幕節、冨安はミラン戦にセンターバックとして出場。試合は0-2で敗れたが、この一戦でも高い評価を受けている。

伊『Sky Sport』によれば、そのパフォーマンスもあってミランが冨安の獲得に強い興味を示しているという。

伊『Milannews』も冨安が右サイドバックのオプションにもなることを伝えており、昨季からの2試合で冨安の評価が上がっているのだろう。

ボローニャのリッカルド・ビゴンSDはこの件について、「我々に売る考えはないが、センセーショナルなオファーが届いた場合は考えるだろう」と答えている。

今の上昇気流に乗っているミランは、冨安にとっても興味深いステップアップとなる。サイドバックとセンターバックの両方を担当できることを考えると、ミランでも出番を確保することは可能なはずだ。

すっかりセリエAの人気者となった冨安はこのまま階段を登り続けていくのか。本田に続くミラン入りとなる可能性もあり、今後の動きが楽しみだ。

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