やはり気がかりは“ビッグ6”に勝てるかどうか ライバル粉砕でアーセナル復活へ

アルテタ監督に下で今季順調な滑り出しを見せているアーセナル photo/Getty Images

リヴァプール戦は試金石となる

今季はミケル・アルテタ監督率いるアーセナルの真価が試されるシーズンとなる。ここ数年プレミアリーグ“ビッグ6”の中で競争力を落としつつあった同クラブだが、この新鋭指揮官の下で彼らは名門復活を目指している。

今のところ、その歩みは順調と言っていいだろう。ウナイ・エメリ前政権下で浮上していた問題点をアルテタ監督はうまく解決の方向へと持っていっており、今季は開幕から2連勝。ボールを保持するサッカーの基礎的な戦術が整理され、ガナーズの攻撃はスムーズになった。まだゴール前でのアイデア不足は懸念事項との声もあるが、今の形を継続できればゆくゆくはそういった部分もさらに改善が見られるはずだ。

そんな、徐々にチームとしての完成度が増しつつあるアーセナル。しかし、彼らが真の強豪として影響力を回復するにあたり、どうしても乗り越えなければならない壁がある。他の“ビッグ6”だ。どれだけ事がうまく運んでいるように見えても、やはりファンが気にかけているのはこのサッカーがライバルクラブたちを凌駕するほどのものなのかということだ。プレミアでは“ビッグ6”相手に安定して勝ち点を稼ぐ事ができなければ、リーグ制覇という道も見えてこない。

“ビッグ6”を相手にして、アーセナルはどこまでやれるのか。これはクラブOBであるナイジェルウィンターバーン氏も気になっているようで、同氏は英『FreeSuperTips』へ次のように語っている。

「アーセナルはアルテタの下で確かにメンタル的な強さを得た。精神面は勝利を掴む上で非常に重要なものだ。ピッチ上でのスキルも大切な要素の一つだが、物事がうまく運んでいないときにはメンタルの強さがより必要となってくる。アルテタはそれを理解し、うまくチームに強い精神力を植え付けたね。すべてが完璧というわけではないが、進歩を感じる事ができるよ」

「だが、私はアーセナルの一貫性についてまだ心配している部分がある。FAカップやコミュニティ・シールドでビッグクラブ相手にタイトルを勝ち取ったのは良かったが、リーグ戦でもそれを継続して行う事ができるか。私はそれを見たいと思っている。その一貫性を示す事ができれば、アーセナルはトップ4への挑戦権を掴んだと言えるだろう。まずはリヴァプール戦でのパフォーマンスを見てみたいね。その後、リーグ戦を10試合ほど終えた時点でどうなっているかも楽しみだ」

開幕2連勝を果たしたものの、その相手はフラムとウェストハム。決して競合とは言えない相手で、ウィンターバーン氏は昨季王者であるリヴァプールと対戦する次節こそアーセナルの真価が試されると考えているようだ。

アーセナルにとって名門復活の試金石となるリヴァプール戦。はたして、ガナーズはこの試合でどれほどのパフォーマンスを披露してくれるのだろうか。敵地で昨季王者を撃破することとなれば、いよいよアルテタ・アーセナルのプレミア制覇も見えてくる。

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