驚きの決断だった。
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でリヨンに敗れたユヴェントスは、早々に指揮官マウリツィオ・サッリの解任を決断。後任候補にはマウリシオ・ポチェッティーノの名前も挙がっていたが、こちらも即決でクラブOBアンドレア・ピルロの就任を発表した。
サッリ解任からピルロ就任まで、あらゆるアナウンスが早かった。この決断にはサポーターも驚いたことだろう。
ピルロはユヴェントスとイタリアサッカー界を知り尽くすレジェンドだが、ギャンブル性の強い人事であることは間違いない。まだ41歳のピルロには指揮官としての経験がないのだ。
ユヴェントスが狙うはチャンピオンズリーグ制覇だが、経験の浅いピルロがその目標を達成できるかは未知数だ。舵取りを誤れば続けてきたセリエA制覇もストップしてしまうかもしれない。
SNS上でも、サポーターからは賛同と不安の両方の意見が挙がっている。42歳と1つ歳上のGKジャンルイジ・ブッフォンとの関係性も注目を集めているようで、ピルロは若すぎると考えているサポーターも多いのだろう。
「ミランはセードルフ、インザーギ、ガットゥーゾで同じ過ちを犯している」
「選手の方が指揮官より年齢が上というのは一般的ではない」
「ピルロのことはリスペクトしているが、優れた選手が優れた指揮官になるわけではない。来季どうなるか見てみよう」
「将来的にはブッフォンがアシスタントか?」
「ポチェッティーノを選ぶべきだった」
果たしてユヴェントスのピルロ招聘は成功に繋がるのか。衝撃的な人事により、来季のセリエAにより大きな注目が集まるのは間違いない。
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