マンUはフレッジをコンバートせよ 提案される中盤戦士の配置転換

マンUのフレッジ photo/Getty Images

左サイドバックは手薄な状況

今季は加入初年度の2018-19シーズンよりも評価を高めたものの、マンチェスター・ユナイテッドの中盤戦士はシーズン後半戦に少し息切れしてしまった。MFフレッジのことである。

加入当初ははなかなか調子の上がらない時期があり、5200万ポンドもの移籍金に見合わないとして批判の対象になることも多かったフレッジ。しかし、今季はオーレ・グンナー・スールシャール監督の下で出場機会を増やし、ピッチを縦横無尽に駆け回る中盤のダイナモとして躍動。攻撃のスイッチを入れる役から守備のフィルター役までこなす万能戦士に変貌を遂げ、評価を急速に回復していた。

しかし、シーズンが進むにつれてフレッジの好調は落ち着いてしまったという印象が否めない。リーグ戦再開後はネマニャ・マティッチの出場機会が増えた影響で、ブラジル人MFの出場機会は次第に減少。途中投入からの出場もあったのだが、限られたプレイタイムの中では存在感を発揮することができていない。

そんなフレッジの救済プランを英『Manchester Evening News』が考えているのだが、これがなかなかにユニークだ。同メディアが提案するのはフレッジを左サイドバックのバックアッパーにするというもの。中盤はスコット・マクトミネイもベンチに控えている状況だけに競争は激しい。しかし、その一方で左サイドバックはルーク・ショーが負傷により離脱中。本職はブランドン・ウィリアムズのみとなっており、他ポジションと比べて圧倒的に選手層が薄くなってしまっている。

現地時間5日に行われたヨーロッパリーグのLASK戦では、本来前のポジションであるタヒス・チョンを途中から左SBに投入したマンU。チョンも奮闘したのだが、同メディアはフレッジこそこのポジションを任せるに値する選手だと次のように主張する。

「今のユナイテッドにはウィリアムズのバックアップが不足している。ティモシー・フォス・メンサーとタヒス・チョンは選択肢となり得るだろうが、フレッジは彼らよりも左SBに適した選手かもしれない。彼はその役割に必要な能力を備えている。統計によれば、フレッジはユナイテッドで最も速い選手の一人だ。さらに左利きでサイドを90分間上下動できるスタミナがある。パスとクロスの精度も問題ないはずだ。次のコペンハーゲンとの試合では試してみる価値がある」

左利きでスタミナも問題ないフレッジ。ファンからも左SBで試す価値アリとの声が上がっていたが、はたしてスールシャール監督はこのMFについてどのように考えているのだろうか。現地時間10日に行われるコペンハーゲン戦における、指揮官の選手起用には注目が集まる。

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