アーセナルは今夏MFマッテオ・グエンドウジを放出する可能性が高くなっており、中盤の補強に動く可能性が高い。なかでも、現在注目を集めているのはアトレティコ・マドリードに所属するガーナ代表MFトーマス・パルティだ。
しかし、彼の移籍金は5000万ユーロ(約62億円)とされており、近年資金難に苦しむアーセナルにとっては高すぎる買い物と言えるだろう。となれば、アーセナルはパルティの獲得断念に備えて“プランB”を用意しておきたいところ。そんな中、この状況にうってつけの人材が向こうからアプローチをかけてきたと英『THE Sun』が伝えている。
それはポルトに所属するポルトガル代表MFダニーロ・ペレイラだ。今季主将として公式戦34試合に出場し、ポルトの中盤を支えている同選手。かねてよりアーセナルが狙っているとの噂は浮上していたが、本人も今夏のプレミア行きにはかなり前向きなようだ。ペレイラは『Stats Perform』のインタビューにて、アーセナルの可能性について次のように語っている。
「アルテタはアーセナルで本当に良い仕事をしていると思うよ。シティでアシスタントコーチをしてただけに経験もあるし、とてもうまくやっていると思うね。以前と比べてアーセナルのサッカーは良くなったよ。彼はスペイン人だし、ポルトガル人監督と少し似ているところがある。また、僕はボール保持時のプレイに磨きをかけたいから、アルテタはうってつけの存在だと思うな。アーセナルにとっても僕は良い人材だと思う。ポルトにいるのは好きだけど、プレミアのような素晴らしいリーグにも行ってみたい。常に夢見ていた舞台なんだ。僕はセリエAでもプレイしたけれど、やはりプレミアは巨大だ。世界最高のリーグだと思うね」
ガナーズ行きにかなり興味を示しているペレイラ。はたして、この28歳は来季プレミアの名門でプレイすることとなるのだろうか。移籍金は推定2000万ユーロ(約24億8000万円)程度とされ、パルティと比べればかなりお買い得。アーセナルの“プランB”としてはまたとない候補となるはずだ。
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