まだリヴァプールよりも良いシーズン送れる? マンCが狙える大逆襲

今季はプレミア優勝を逃したマンC photo/Getty Images

プレミアでこそ独走を許したが……

2019-20シーズン、イングランド・プレミアリーグを圧倒的な強さで制したリヴァプール。昨季王者のマンチェスター・シティはその後塵を拝すこととなったが、今からでも彼らは今季をリヴァプール以上に素晴らしいシーズンとすることができるかもしれない。

そう語るのはかつてチェルシーなどで活躍したジェイソン・カンディ氏だ。リヴァプールは今季プレミア優勝こそ成し遂げたが、他のカップ戦ではすでに敗退済。英『talkSPORT』によると、カンディ氏はこれを指摘し、リーグタイトルだけで「今季はマンCよりもリヴァプールの方が凄かった」と結論づけるのはまだ早いと主張する。

「リヴァプールは紛れもないプレミアチャンピオンだ。過去2シーズンにわたって彼らが残した成績は素晴らしいものだった。それは間違いなく称賛に値する。だけど、リヴァプールが真に素晴らしいチームと認められるには来季もチャンピオンになる必要があるね。また30年も待つわけにはいかないよ」
「リヴァプールが国内カップ戦で最後に優勝したのはいつのことだっけ? 過去20年近くで我々は素晴らしいチームを見てきた。トレブルを達成したユナイテッド、2冠を成し遂げたチェルシー。昨季はシティが国内3冠を達成したし、アーセナルも国内で2冠を経験している。そういった観点からすると、今季のシティはリヴァプールよりも今季を良いシーズンとすることができるかもしれない。彼らはすでにEFL杯を制しているし、CLとFA杯でも優勝できる可能性が残されているからね」

2011-12シーズンにEFL杯を制して以降、イングランド国内カップ戦では栄冠から遠ざかっているリヴァプール。今季もそれを逃した一方で、マンCはすでにEFL杯を獲得。さらにはFA杯も準決勝まで残っており、チャンピオンズリーグでもまだ上を狙える状況だ。最終結果如何ではマンCが今季獲得タイトル数で、リヴァプールを大きくリードするなんてこともありえるだろう。

プレミアの戦いでこそライバルに大きく後れを取ってしまったマンCだが、まだシーズンが終わったわけではない。リヴァプールがリーグ優勝を果たしたというのは事実だが、ここから怒涛の大逆襲で2019-20シーズンを良い思い出として終わらせたいところだ。

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