ティモ・ヴェルナー、ハキム・ツィエクの獲得を決めるなど、チェルシーはすでに市場にて積極的な動きを見せている。早々に来季への新戦力を獲得できたのは大きいが、それだけではない。
チェルシーにとって大きなプラスと考えられるのが、FWクリスティアン・プリシッチのフィットだ。
左サイドを主戦場とするプリシッチはリーグ戦再開後より存在感を増しており、徐々に持ち味を発揮している。チェルシーの左サイドといえば長くエデン・アザールが担当してきたポジションであり、ここ最近のパフォーマンスからアザールとの比較も加速している。
英『Planet Football』も両者の比較に納得できる部分があると紹介している。
プレミアリーグ最初の20試合をこなした段階で、プリシッチは7得点2アシストの成績を残している。一方でアザールはチェルシーでの最初の20試合で4得点6アシスト。得点関与の数は似たところがある。
チャンスメイクの回数はプリシッチが23回に対してアザールは39回となっているが、お得意のドリブルではプリシッチの成功率が50.6%に対してアザールは35.4%に留まる。アザールは世界的なドリブラーだが、プレミア移籍当初はややドリブル失敗が目立っていたようだ。
そこからアザールはワールドクラスのアタッカーへと成長したわけだが、プリシッチがそれに続けるならば大きい。プリシッチの獲得にも5760万ポンドの資金を投じているだけに、チェルシーとしてはプリシッチにもスーパースターになってもらいたいところだろう。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/