サンチョに続く才能 17歳のワンダーボーイはドルトムントで戦えるか 

バーミンガムでプレイするベリンガム photo/Getty Images

注目集めるイングランドの新たな才能

またまたドルトムントがヤングスターをワールドクラスのプレイヤーへと変えるのだろうか。

以前から大きな注目を集めていたバーミンガム所属の17歳MFジュード・ベリンガムの獲得にドルトムントが近づいているという。

17歳ながらイングランド・チャンピオンシップ(イングランド2部)のバーミンガムで主力を張っているベリンガムには、マンチェスター・ユナイテッドからの関心も噂になっていた。この頃より世界的に有名な若手となっていたのだが、そのレースをドルトムントがリードしている。
ドルトムントではイングランドの若きFWジェイドン・サンチョがワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げており、ドルトムントに若手育成のスペシャリストとのイメージを抱いている選手は多いはず。ベリンガムもサンチョに続こうとの考えだろうか。

英『90min』はさっそくベリンガムがドルトムントでどう活躍するのかを予想しているが、まずは起用するポジションだ。

ベリンガムはスティーブン・ジェラードらと比較されるセントラルMFで、同メディアもボックス・トゥ・ボックスのプレイヤーと評している。ドルトムントが来季も[3-4-3]のシステムを継続するならば、ベリンガムはダブルボランチの位置を任されることになるはず。

2部ながら今季は1試合平均3.1回のタックル成功、2.6回のドリブル成功数、0.9本のキーパス(シュートに繋がるパス)を記録するなど、17歳とは思えぬ完成度で攻守両方とも高い数字を残している。

もちろんドルトムントはユリアン・ブラント、エムレ・チャン、アクセル・ヴィツェルら中盤に実力者を抱えているため、いきなりベリンガムがスタメン奪取とはならないだろう。まずはサンチョ同様に途中出場からアピールしていくことになるはず。

それでも同メディアはドルトムントのスピーディーな展開にベリンガムが合うと確信しているようで、素晴らしいプレイヤーに成長すると主張している。サンチョに続いてイングランドのヤングスターがドイツの地でブレイクすることになるのか。

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