同じ28歳のリヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイク、ナポリDFカリドゥ・クリバリ、27歳のレアル・マドリードDFラファエル・ヴァラン。この3人は現代でもNo.1級のセンターバックと評価される実力者だ。
しかし、クリバリはどうしても影が薄くなる。能力は抜群だが、他の2人に比べてタイトル獲得数が少なすぎる。リーグ制覇、チャンピオンズリーグ制覇のどちらも経験がなく、おそらく移籍するしかビッグタイトルを獲得する術はない。
とはいえ、クリバリは今月20日に29歳の誕生日を迎える。未だに獲得には高額な移籍金がかかるため、29歳のクリバリに大金を支払う価値があるのかと各クラブが迷うのも理解できる。移籍の機会を逃したと言ってもいいだろう。
それでも『90min』は、まだギャンブルする価値はあると主張する。まだセンターバックとしての能力は世界トップレベルにあり、獲得したクラブには必ずや成功が保証される。
同メディアは例として、マンチェスター・ユナイテッドがクリバリを獲得すればトップ4入りは確実と主張している。チェルシーは優勝候補となり、パリ・サンジェルマンはチャンピオンズリーグ優勝候補へと姿を変える。
リヴァプールはファン・ダイク獲得へ7500万ポンドもの資金を投じたが、それがチャンピオンズリーグ制覇という大成功に繋がった。今では7500万ポンドがバーゲンだったと言われるほどだ。
クリバリの将来性を考えるのではなく、目先の成功のみを求めて獲得へ動くべきだ。同メディアはこのように主張しているが、クリバリ引き抜きは今夏に起こるか。
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