日本の皇帝は“頭の中”でスプリントする  考える力でブンデスを支配した

フランクフルトの長谷部 photo/Getty Images

ベテランになってから主役へ

6日のマインツ戦でアジア人選手最多となるブンデスリーガ通算309試合目の出場を果たしたフランクフルトMF長谷部誠。

36歳での記録更新となったわけだが、長谷部の魅力はどこにあるのだろうか。

スピード、パワー、サイズ、テクニックなど、長谷部は必殺技を持っているような選手ではない。一見すると地味なプレイヤーに見えるが、それでも各クラブの指揮官は長谷部を信頼し続けてきた。

ブンデスリーガ公式も長谷部のことを特集しているが、長谷部のストロングポイントを挙げるならば「考える力」だろう。目には見えにくい武器だが、長谷部は判断力が他の選手よりも的確だ。

指揮官アディ・ヒュッターも、長谷部の知性を絶賛する。

「彼はブンデスリーガで最もインテリジェントなDFだ。マコトは頭の中でスプリントしている。フィジカルの部分では相手を上回れないこともあるが、どこへボールが転がるか事前に理解できていれば対応はイージーになる。彼のプレイスタイル、ゲームを読む力はインクレディブルだよ。上回る者はいない」

長谷部はフランクフルトでリベロを任されているが、DFとしてはパワーもサイズも不十分だ。それでも信頼されているのは、冷静な判断力があればこそ。ベテランの経験と、先読みする判断力でフランクフルトに欠かせぬDFリーダーとなったわけだ。

同サイトは長谷部がまだまだ強くなるだろうと伝えているが、長谷部は年齢を重ねるほど良くなっていくタイプと言えよう。

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