あまり目立たない数字ではあるものの、現在のプレミアリーグには「タックル大好きチーム」が存在する。
データサイト『WhoScored』が「タックルを愛しているクラブ」と紹介したのは、レスター・シティだ。
興味深い数字だが、2015-16シーズンよりシーズン最多タックル数を記録した選手がレスターから4人も出ているのだ。
例えば奇跡のプレミア制覇を果たした2015-16シーズンには、MFエンゴロ・カンテがシーズンに175回ものタックルを仕掛けている。このカンテの姿勢がプレミア制覇を呼び込んだのは間違いない。
2016-17シーズンはエヴァートンでプレイしていたMFイドリッサ・ゲイェが136回で1位だったが、そこから再びレスター軍団だ。
2017-18シーズンにはカンテの後継者として期待されるMFウィルフリード・エンディディが138回でプレミア1位、さらにエンディディは続く2018-19シーズンも143回で1位、そして今季ここまでは右サイドバックのリカルド・ペレイラが119回でトップとなっている。
相手を激しく潰す姿勢はチーム内で共有されており、レスターには常に体を張る守備職人がいる。
「エンディディは間違いなくリーグ最高の守備的MF」
「クレイジーなスタッツだ」
SNS上ではこうした意見が挙がっており、ここ5シーズンで4人もレスターから最多タックルプレイヤーが輩出されているのは興味深い。素早く奪って前線のジェイミー・バーディへ。このプランがいつの時代もベースに存在しているのだろう。
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