現役時代にユヴェントスで活躍した元イタリア代表MFクラウディオ・マルキージオ氏が、かつてのチームメイトであるフランス代表MFポール・ポグバについて語った。
現在27歳のポグバは、マンチェスター・ユナイテッドでプロとしてのキャリアをスタートさせるも、なかなか思うような出場機会を得られず、2012年夏にユヴェントスへ移籍した。すると、新天地イタリアですぐに才能を開花させ、加入1年目から主力として活躍。4度のスクデット獲得や2014-15シーズンのチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献し、クラブ栄光の背番号である「10」も身につけた。
しかし、ポグバのユヴェントスでの旅は長く続かず。2016年夏に本人の強い希望もあって、当時史上最高額となる1億ユーロ超の移籍金でマンUへの復帰を果たした。ただ、この決断は正解だったのか。古巣ではたびび指揮官との確執が噂されたり、移籍金が高額すぎる故か、チームが結果を残せないとOBやファンの非難の的にされたりすることもしばしば。さらに復帰4年目となる今季は怪我の影響もあり、公式戦8試合にしか出場することができていない。
そんな現状もあってか、ポグバは「間違いを犯した」との見解を、マルキージオ氏は示している。伊『SPORT MEDIASET』のインタビューで「昨年、私はポグバとプライベートで会うことがあったんだ。その時、『マンチェスターへ移籍するのは間違っている。ユヴェントスに残るべきだと言っただろう』と伝えてやったよ」とコメント。どうやら先輩のマルキージオ氏は、当時ポグバのマンU復帰を止めていたようだ。
さらに、移籍市場が開かれるたびにユヴェントス復帰が噂されるポグバだが、マルキージオ氏も再び白黒のユニフォームに袖を通すことを望んでいる。「今は状況が変化して、ユヴェントスのMFも変わった。ただ、(ポグバとユヴェントスの)両方の関係者にとって利点となると思うので、私は彼が戻ってきてくれることを願っているよ。彼はすでにセリエAを熟知しており、手に負えないチームのクオリティをさらに向上させることができるだろう」と述べている。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/