イングランド・プレミアリーグはフィジカルバトルが激しい独特なリーグでもあり、成功するためには屈強な肉体も必要になると考えられている。
では、来季よりチェルシーに加入することが決まっているアヤックスMFハキム・ツィエクはどうだろう。決して体が大きいわけではなく、フィジカルコンタクトを得意とする選手ではない。
プレミアで通用するのかとの意見もあるだろうが、かつてヘーレンフェーンのU-17カテゴリーにてツィエクを指導したハンス・デ・ヨングはフィジカルの心配は不要と断言する。これまでもツィエクがそうした疑問を振り払ってきたからだ。
「彼らは未だにツィエクのフィジカルが問題と言っている。彼がヘーレンフェーンのアカデミーに来た時も言っていたし、トゥエンテへ行く時も、アヤックスへ行く時も同じことを言っていた。だから、私はフィジカルが問題になるとは思わないね。疑っていないよ。彼は次のチャレンジに打ち勝つだろう」
英『sky SPORTS』によると、ハンス・デ・ヨングはこのようにコメントしている。マンチェスター・シティでは華奢に見えるMFリヤド・マフレズも活躍しており、ツィエクも同じようなレフティーとして成功を収めることができるかもしれない。
テクニックでフィジカルの問題を指摘する人たちを黙らせることができるのか。真のスターになるべく、来季からツィエクにとって本当のバトルがスタートする。
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