「Mr.一貫性」
今の日本代表選手でこのワードがピッタリと当てはまるのは、ドイツ2部のシュツットガルトでプレイするMF遠藤航なのかもしれない。
この「Mr.一貫性」とはシュツットガルト公式が呼んでいるものだが、同サイトは今季の戦いを振り返る中で遠藤のことをこのように評している。守備的MF、時にセンターバックまでこなしてくれる遠藤はいつしかシュツットガルトに欠かせぬ万能プレイヤーとなったのだ。
遠藤は昨夏にベルギーのシント・トロイデンからレンタルでシュツットガルトに加わったのだが、当初はまるで出番がなかった。ドイツ行きは完全に失敗との空気も漂いつつあったのだ。
ところが、昨年11月24日のカールスルーエ戦にフル出場したところから状況が一変。シュツットガルトは遠藤の実力にビックリしたかのように起用法を改め、そこからフル出場が続いている。
シュツットガルトでデビューしたのが昨年11月3日のディナモ・ドレスデン戦。しかも1分しかプレイタイムが与えられなかったところから考えると、この急変ぶりには驚かされる。
地上戦での強さに加え、遠藤は178cmのサイズながら空中戦でも強さを発揮する選手だ。日本人選手としては珍しいタイプで、それもセンターバックを担当できる理由の1つとなっている。
すでにシュツットガルトへ完全移籍することも決定済みと報じられており、次はブンデスリーガ1部での活躍にも期待したいところだ。
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