クラブではそこまで目立った成績を残していないものの、代表チームの戦いになると救世主のような存在となる選手もいる。
今回は『90min』がそうしたタイプの選手を数名リストアップしているが、いずれも納得できるチョイスだ。
1.オリヴィエ・ジルー(フランス代表)
2018ロシアワールドカップを制したフランス代表にとって、ジルーは何があっても外せない存在だった。ワールドカップで得点を奪えずとも、指揮官ディディエ・デシャンはジルーを最前線に固定し続けてきたのだ。
グリーズマン、ムバッペらはクラブでも結果を残してきたが、ジルーの場合は近年目立った成績を残せていない。
それでも代表戦では97試合に出場して39得点。ジルーはフランス代表で不思議な立ち位置を守り続けてきたのだ。
2.アンドレ・シウバ(ポルトガル代表)
シウバはポルトガルサッカー界にとってクリスティアーノ・ロナウドの後継者と言われることもあったが、それは代表チームでの成績があってこそのものだ。
しかし、クラブの方ではミランで結果を残せなかった。代表戦34試合で15得点を奪っていることを考えると、クラブでの成績は物足りない。
ポルトガルでは若いアトレティコ・マドリード所属のジョアン・フェリックスも出てきており、シウバが評価を伸ばすにはもう少しクラブの方で結果を残すしかないか。
3.ミッチー・バチュアイ(ベルギー代表)
ジルーに続いてチェルシーからの選出だ。バチュアイもチェルシーでは定位置を確保できていないが、現在FIFAランクでトップに立つベルギー代表では結果を残している。
代表では29試合で16得点と見事な成績を残しており、直近の代表戦16試合で11得点を奪っている点は素直に評価されるべきだろう。
4.ハビエル・エルナンデス(メキシコ代表)
この企画においてチチャリートことエルナンデスは外せない。エルナンデスはマンチェスター・ユナイテッドでスーパーサブのような存在だったが、代表戦ではこれまで109試合に出場。しかも52得点と成績は圧倒的だ。メキシコ代表ではスーパーサブというよりスーパーエース的存在として活躍を続けてきたわけだ。
2018ロシアワールドカップでも韓国戦で得点を記録しており、メキシコ代表にとってエルナンデスは外せない英雄だ。
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