日本のスピードスターを止められない ついに“ベルギーTOP10ドリブラー”へ

ヘンクの伊東 photo/Getty Images

世界で通用する突破力

堂安律、南野拓実、中島翔哉の3人は、森保ジャパン発足から攻撃の中心として大きな注目を集めてきた。

この3人が今後のキーマンになっていくのは間違いないが、そこに風穴を開けんとするスピードスターがいる。ベルギーのヘンクでプレイするFW伊東純也だ。

伊東は右サイドから仕掛けるプレイを得意としており、堂安や南野とはタイプが異なる。圧巻のスピードを武器に縦へ仕掛けることができ、その突破力はベルギー国内でも高い評価を得ている。
ベルギー『Voetbalnieuws』は現在のベルギー国内リーグ・ドリブラーTOP10なるランキングを紹介しているが、そこでも伊東は9位に選出されている。

伊東は今季1試合平均7.45回のドリブルを仕掛け、50.97%の成功率を記録している。同メディアも突破力、さらに5得点7アシストの成績を高く評価しており、ベルギー国内リーグにおいて最高のドリブラーの1人になったと称賛している。

ちなみにTOP4を見てみると、エデン・アザールとトルガン・アザールを兄に持つサークル・ブルッヘ所属のキリアン・アザール、強豪クラブから注目を集めるアンデルレヒト所属の17歳FWジェレミー・ドク、クラブ・ブルージュ所属のFWクレピン・ディアッタ。

そして1位にはメヘレン所属のニコラ・ストームが選ばれている。ストームは1試合平均7.43回のドリブルを仕掛け、60.45%と高い成功率を記録している。

伊東の評価はベルギーで確実に上昇しており、ここでの経験は日本代表でも活かされるはず。堂安や中島らに比べると話題に上がる機会は多くないが、伊東のスピードは森保ジャパンにとって巨大な武器となる。

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