3人目はFWサム・カスティジェホだ。前半戦に右ウイングの絶対的存在だったスソの移籍で空いた席に、スッポリと収まったカスティジェホ。スソほど“個の力”があるとは言い難い同選手だが、周囲との連携や献身性などで前任者との違いを見せつけている。チームの一員としてならカスティジェホの方が評価は上だろう。2020年に入ってから同選手が記録したチャンス創出数「31」は、欧州5大リーグトップの数字だ。
そして最後はMFイスマエル・ベナセル。アルジェリア代表MFは中央をスルスルとドリブルで持ち上がってしまうリーグ屈指のドリブラーだ。イエローカードを貰う機会も多いが、裏を返せばそれだけ積極性があるということ。この中盤戦士はミランに活力を与える存在と言えよう。局面の打開役という意味でも、重要な選手であることに違いはない。
ミラン浮沈のカギを握る“四銃士”。はたして、彼らは現在の調子をシーズン終了までキープすることができるのか。リーグ戦中断というハプニングに見舞われたが、再開時には今までと変わらぬ姿で相手守備陣を蹂躙してほしいところだ。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/