「フットボールはそれほど重要ではない」 一時サッカーの中断を望む意見も

アーセナル指揮官アルテタも陽性と診断 photo/Getty Images

新型コロナウイルスの影響を受けリネカー氏は

欧州でも感染が拡大している新型コロナウイルスは、ついに選手や指揮官の間にも広がってきてしまった。

11日にはユヴェントスDFダニエレ・ルガーニが陽性と診断され、同じイタリアでは吉田麻也とチームメイトのサンプドリアFWマノロ・ガッビアディーニも陽性に。ドイツでは原口元気が所属するハノーファーからティモ・ヒューバース、ヤネス・ホルンの2人が陽性と診断された。

イングランドにも衝撃が走った。12日にアーセナル指揮官ミケル・アルテタが陽性と診断され、チェルシーFWカラム・ハドソン・オドイも感染が認められた。
こうした状況を受け、サッカー界からも一時活動を休止すべきとの意見が出てきている。英『Daily Mail』によると、名古屋グランパスでもプレイした元イングランド代表FWゲイリー・リネカー氏が「フットボールはそれほど重要ではない」とツイート。サッカーだけでなく、アメリカでバスケットのNBAが中止になったことにも触れ、より大きな措置が必要との考えを示している。

さらにジャーナリストのピアース・モーガン氏も、「今季のフットボールは今中止にすべき」とツイートしている。欧州各国リーグでは試合の延期などの措置が取られているが、今後どのように対応していくのだろうか。

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