今季マンチェスター・シティは国内リーグでリヴァプールと大きな差をつけられてしまったが、問題となったのは最終ラインだ。
まさに「ラポルテ・ショック」とも言えるが、DFアイメリック・ラポルテが負傷離脱したところから守備が崩れてしまった。ラポルテがマンCにとっていかに重要な存在なのか。それは数字を見ても分かってくる。
ラポルテは19日に行われたウェストハム戦に出場して2-0の勝利に貢献したが、これがラポルテにとってプレミア50試合目だった。成績は43勝3分4敗と驚異的で、英『90min』によればプレミア史上最高の記録だという。
これまでは元チェルシーのディディエ・ドログバ、アリエン・ロッベン、現マンCのGKエデルソン・モラレスが記録した50戦42勝が最高の記録だったようだが、ラポルテはそれを超えたことになる。
2018年冬に加入したラポルテは、2017-18シーズン後半のリーグ戦で全勝。昨季も4敗しかせず、今季もまだ黒星を経験していない。一方でラポルテを負傷で欠いていたチームは、すでに今季6度も敗れている。
守備はもちろんだが、ラポルテはビルドアップでもチームに貢献できる。精度の高い左足で一気に状況を変えることができ、ラポルテが復帰することでチームは別の姿となる。
ここからはチャンピオンズリーグ決勝トーナメントの戦いも控えており、ラポルテの存在が重要となってくる。大逆襲の終盤戦へとできるのか注目だ。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/