1億2000万ユーロの価値はあるか バイエルンの“10番”が主役になりきれず

バイエルンのコウチーニョ photo/Getty Images

強敵相手には得点がない

25日、バイエルンはブンデスリーガ第25節でシャルケを5-0と粉砕したが、この試合のスタメンに10番を背負う選手は入っていなかった。

バルセロナからレンタルで加わっているMFフィリペ・コウチーニョだ。このゲームでは62分にチアゴ・アルカンタラとの交代でピッチに入ったが、その時点で試合は4-0と決着がついていた。『90min』も、「ピッチ全体でコウチーニョは必要なかった」と手厳しい。

コウチーニョは今季リーグ戦6得点6アシストと奮闘しているが、同メディアが問題視しているのは対戦相手だ。コウチーニョが得点を記録したのはブレーメン(3得点)、デュッセルドルフ(1得点)、パーダーボルン(1得点)、ケルン(1得点)と、全て10位以下の格下だ。強敵相手には結果を残せていない。
バイエルンはコウチーニョを買い取ることもできるが、その金額は1億2000万ユーロと高額だ。同メディアはバイエルンにバックアッパーの選手を1億ユーロ超えで獲得する考えはないと伝えており、今のパフォーマンスが金額にふさわしいかは微妙なところだろう。

「あらゆる試合がコウチーニョにとってオーディションになる。今後の18ヶ月でキャリアを再構築しなければならない」と付け加えられているが、コウチーニョはバイエルンならびに世界のビッグクラブを納得させるだけの結果を残せるだろうか。

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