これがサッカー王国・ブラジルのタレント力なのか。仮にブラジルが東京五輪にベストメンバーを招集できる場合、前線の顔ぶれが恐ろしく豪華なことになるのだ。
ネームバリューだけではない。いずれも欧州トップリーグできっちりと結果を出している選手ばかりで、すでに世界トップレベルで通用することを証明しているFWが揃っているのだ。
米『Bleacher Report』がまとめているが、まずはマンチェスター・シティで活躍する22歳のFWガブリエウ・ジェズス。昨夏にはコパ・アメリカも制しており、A代表の常連メンバーだ。今季もマンCでは全30試合に出場して14得点8アシストの成績を残している。
レアル・マドリードでは19歳FWロドリゴ・ゴエス、同じく19歳のFWヴィニシウス・ジュニオールがいる。ブラジルが誇るNEXTスター候補で、五輪でも主役になれるだけの実力は備えている。
さらにドリブルを武器とするアヤックスの22歳FWダビド・ネレス、エヴァートンの22歳FWリシャルリソンも忘れてはならない。ネレスはチャンピオンズリーグでも実力が通用することを証明しており、その突破力は脅威だ。
そしてもう1人。これらヤングスターたちを抑え、今最もハイペースでネットを揺らしているのがアーセナルの18歳FWガブリエウ・マルティネッリだ。
現在大ブレイク中のマルティネッリは、ここまで21試合に出場して10得点3アシストを記録。時間にすると、112分に1点のペースでネットを揺らしている。これはジェズス(128分に1点)、ロドリゴ(155分に1点)のペースを上回る。
SNS上では、「ブラジルの五輪代表はクレイジー」といった意見も出ており、前線のタレント力ならば他国を圧倒することも可能だ。もちろん数年後にはA代表でも主役となっていくはずで、この世代は東京五輪制覇を足がかりに2022カタールワールドカップ制覇へと繋げていくのが理想か。
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