ドリブル成功4回、パス成功率95% ユーヴェで“天才レフティー”が目覚めた

ユヴェントスのラビオ photo/Getty Images

新たなフリー移籍の成功者へ

近年のユヴェントスはフリーでの補強で大成功を収めており、昨夏にも実力派MFをチームに加えている。

パリ・サンジェルマンからフリーで加わったMFアドリエン・ラビオだ。ラビオは若い頃より評価されてきた天才肌の選手で、アーロン・ラムジーと一緒にフリーで獲得することに成功したユヴェントスは昨夏の「勝ち組」と考えられていたのだ。

しかし、ラビオのユヴェントス生活はスムーズに進まなかった。中盤には実力者が揃っており、特に左のインサイドハーフには同じフランス人MFブレーズ・マテュイディが構えている。ラビオの方が技術は上でも、圧倒的な貢献度を誇るマテュイディ超えは難しかったのだ。
それでも状況は変わりつつある。序盤戦はベンチスタートも多かったが、リーグ戦直近4試合はフル出場を記録。英『90min』も「価値を見せ始めている」と改めて才能を評価している。

特にテクニックの部分はずば抜けており、相手のプレスをいなす術に長けている。6日のカリアリ戦ではドリブル成功数4回を記録し、パス成功率も95.2%に達している(『WhoScored』より)。

同メディアも指揮官マウリツィオ・サッリのスタイルにぴったりのテクニシャンと絶賛しており、才能を発揮するうえで最適なクラブにいるとの考えだ。スタートダッシュはやや鈍かったが、ラビオはユヴェントスでキーマンとなっていけるのか。

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