6試合9ゴールで世界を黙らせた C・ロナウド“衰退論”はどこへ消えたのか

ユヴェントスのロナウド photo/Getty Images

昨年11月はネガティブな話題多かったが……

昨年11月、ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドには嫌な話題が出ていた。11月10日のミラン戦で55分に途中交代となり、怒りを露わにしていたロナウドの姿に批判が起きたのだ。怪我の状態も関係していたのだが、このあたりからロナウドの衰退論が再び浮上することになった。

しかし今となってはそんな衰退論もどこへやら。欠場した23日のアタランタ戦を挟んでモンスターが目覚めた。

12月1日のサッスオーロ戦からロナウドはリーグ戦で6試合連続得点中なのだ。しかもウディネーゼ戦では2得点、年明け後6日のカリアリ戦ではハットトリックと、ペースが急激に上昇。直近6試合で9得点という大暴れぶりだ。
リーグ戦での得点数も14点まで増え、20得点で得点ランク首位を走るラツィオFWチーロ・インモービレを猛追している。このペースが続くならば、ロナウドがインモービレを捕まえる日がくるかもしれない。

スペイン『MARCA』もベストなクリスティアーノ・ロナウドだと現在のパフォーマンスを絶賛する。

「ロナウドは直近6試合で9ゴールを挙げているが、このランは55分で下がったミラン戦よりスタートしている。多くの人は途中交代が将来へネガティブなサインだと考えたが、彼は並外れたパフォーマンスでそうした疑惑に応えた」

近年は年齢のこともあって何度かロナウド衰退論が浮上してきているが、そのたびにロナウドは圧巻のパフォーマンスで雑音をかき消してきた。今もすっかりミラン戦での出来事が忘れられており、サッカーファンの多くが「ロナウドはやはり凄い」との感想になっている。

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