41本もシュート打って得点“ゼロ” 武藤嘉紀のライバルと呼ばれた男の今

ニューカッスルのアルミロン photo/Getty Images

加入後無得点続く

ポジションが全く同じというわけではないが、ニューカッスルに所属するFW武藤嘉紀にはライバルと呼べるアタッカーがいる。今もチームの主力としてプレイを続けるパラグアイ代表MFミゲル・アルミロンだ。

アルミロンは今年1月にMLSのアトランタ・ユナイテッドからニューカッスルに加わった選手で、加入当初から期待は大きかった。しかし、アルミロンはニューカッスルの得点力不足を解消するような存在にはなっていない。それどころか、未だにニューカッスルで1点も決めていないのだ。

英『90min』は今季のプレミアリーグで「シュートを多く打っているのに未だ無得点な選手」と題した少々手厳しい特集を組んでいるのだが、アルミロンはここにも名前が入っている。今季リーグ戦13試合に出場しているアルミロンは、ここまで22本のシュートを放って無得点なのだ。
同メディアは昨季のデータにも注目しており、昨季も合わせるとアルミロンは41本シュートを打って無得点となっている。右サイド、攻撃的MFなどプレイしているエリアは様々で、決して点取り屋というわけではない。それでも、41本シュートを打って決まったゴールがゼロというのは問題だろう。

ニューカッスルで出番のない武藤 photo/Getty Images

前任のラファエル・ベニテスに続いて現在チームを指揮するスティーブ・ブルースもアルミロンのことを評価しており、毎試合出場しているところからも信頼されているのが分かってくる。ただ、ゴールもアシストもないアルミロンにサポーターはフラストレーションを溜めてきているのではないだろうか。

アルミロンは武藤よりも優先的に起用されてきたが、アルミロンの方が圧倒的に上とは言い難い。アルミロンが今季1083分間もプレイし、武藤はほとんど出番なしというのも受け入れにくいか。

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