今も“ペップ・イズム”が効いている バイエルンの超万能戦士がこなすCB

バイエルンのアラバ photo/Getty Images

ユーティリティ性が最大の魅力

現在のバイエルンには複数ポジションをこなせるユーティリティプレイヤーが集まっているが、これには現マンチェスター・シティ指揮官ジョゼップ・グアルディオラも大きく影響している。

グアルディオラは2013年6月から3シーズンにわたってバイエルンを指揮し、独自の哲学を選手たちに植え付けてきた。その中で数名の選手たちは複数のポジションをこなすことになり、それが今のユーティリティ性へと繋がっている。

今でもその経験が活きていると語るのは、DFダビド・アラバだ。アラバは以前から複数のポジションをこなす器用な選手ではあったが、今季は最終ラインに怪我人が出ていることもあってセンターバックを任される機会が増えている。ここまではその役割を見事にこなしており、改めて適応能力の高さを示している。

「今でもペップとの時間から多くの恩恵を受けているんだ。多くのものが僕の中に残っているよ。センターバックでプレイする際にはスピードやパス能力など、自分の強みを活かせるようトライしている」

独『Bild』によると、アラバはこのようにコメントしている。アラバはサイドバックから中盤までこなす選手で、センターバックの位置から攻撃を組み立てるだけのビジョンとテクニックが備わっている。スピードで広範囲をカバーすることもでき、高さとパワー勝負を除けば完成度の高いセンターバックと言えよう。

また現在チームを指揮するハンジ・フリックについては、「ハンジは僕たちに多くの自信をくれる。彼は素晴らしい人物だし、選手たちとも良いコミュニケーションを取っている。ハンジは全員のベストを引き出しているよ」と語っている。

本職ではないセンターバックをこなすアラバの能力をもフリックは引き出せているのだろう。バイエルンはフリックがチームを任されてから見事な復活を遂げており、再び支配的な強さが戻ってきたように感じられる。アラバもチーム状態、そして自身のセンターバックの出来栄えに手応えを得ているのだろう。

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