スペイン代表の新エースは誰なのか。先日には元スペイン代表FWダビド・ビジャが現役引退を表明したが、ビジャ以降はスペイン代表に頼れる点取り屋が生まれていない。EURO2008、2010南アフリカワールドカップを制覇できたのはビジャが得点を量産したからだ。
誰かがチームを引っ張る必要があるが、今強烈にアピールしているのがFWアルバロ・モラタだ。スペインは15日にマルタ代表とのEURO2020予選・グループステージ第9節を戦ったが、モラタは23分に先制点を記録。チームの7-0勝利に大きく貢献した。
この活躍だけではない。モラタが絶賛されているのは、所属するアトレティコ・マドリードでもゴールラッシュを継続しているからだ。
10月22日のチャンピオンズリーグ・レヴァークーゼン戦より、モラタはアトレティコで6試合連続得点中なのだ。今回のマルタ戦も合わせると、7試合連続得点となる。スペイン『MARCA』によると、これはモラタ史上最長の記録だという。
またモラタはスペイン代表でも通算32試合出場で17得点と見事な結果を残している。やや浮き沈みの激しい選手ではあるものの、スペイン代表のエースにふさわしい得点ペースと言えよう。
アトレティコでも当初はジエゴ・コスタ&新加入のジョアン・フェリックスが前線の軸になると考えられていたが、今ではモラタが最大の得点源となっている。アトレティコでも、スペイン代表でもエースになるのはこのオレだ。モラタのパフォーマンスからはそんな意気込みが聞こえてくるようだ。
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