本当にC・ロナウド&メッシを超えたのか 数字で見る“現世界最高FW”

バイエルンのレヴァンドフスキ photo/Getty Images

ここ2年の得点ペースは驚異的

先日ライプツィヒのFWティモ・ヴェルナーは、今のバイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキ相手にブンデスリーガの得点王レースを挑むのは無理があるとの見解を示していた。

確かに今季のレヴァンドフスキは恐ろしい。ここまでリーグ戦11試合をこなし、全試合で得点を記録して計16ゴールを挙げているのだ。このペースは普通ではない。

ただ、これは今に始まったことではない。ヴェルナーは今のレヴァンドフスキがリオネル・メッシ&クリスティアーノ・ロナウドの領域にあるとも語っていたが、この例えは何とも絶妙だ。というのも、実際にレヴァンドフスキの得点率はメッシやロナウドの領域にあるのだ。
英『Sportbible』は2017年から現在まで約2年間のデータを振り返っているが、レヴァンドフスキはこの約2年の間に161試合を戦って145得点の数字を残している。時間にすると1万3541分間プレイして145得点、つまりは93.3分に1点のペースでネットを揺らしていることになる。

では、メッシとロナウドはどうなっているのか。メッシは同期間中に1万3833分間プレイして146得点の数字を残しており、94.7分に1点のペースだ。ロナウドは1万3148分間で131得点となっており、103.3分間に1点のペースだ。

メッシとの差は僅かだが、レヴァンドフスキがメッシ&ロナウドの領域にあるとのヴェルナーの発言は正しい。同メディアもレヴァンドフスキがメッシとロナウド以上に決定力のある選手だと称えており、ヴェルナーが早々に得点王を諦めたくなるのも無理はない。相手が悪すぎるというものだ。

世界最高のストライカーは誰かとの議論は常に白熱するものだが、今は誰もがレヴァンドフスキの名前を口にすることだろう。

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