フランク・ランパードが指揮する今季のチェルシーで目を引くのは、アウェイでの強さだ。開幕節のマンチェスター・ユナイテッドとのアウェイゲームこそ0-4で落としたが、そこからアウェイでは全勝だ。
チャンピオンズリーグでもアウェイでリール、アヤックスを撃破しており、敵地でも関係なく勝利できるのは大きい。アウェイでは6連勝中となっているが、次なるアウェイゲームは11月2日のワトフォード戦だ。ワトフォードが最下位に沈んでいるチームであることを考えると、まだアウェイ連勝記録は伸びそうだ。
何よりの強みは、ホーム・アウェイに関係なくゴールを奪える攻撃力にある。今節はアウェイでバーンリーを4-2で蹴散らしたが、これで今季リーグ戦のアウェイ5試合では計16得点奪っていることになる。
英『90min』によると、過去にプレミア開幕後のアウェイ5試合で今季のチェルシー以上の得点数を記録したのは、ノリッジ・シティ(1993-94シーズンの17得点)、マンチェスター・シティ(2011-12シーズンの20得点)の2チームのみだという。
ランパードの下で大量点を奪えるチームとなったチェルシーは、十分にトップ4入りを狙えるチームだ。チャンピオンズリーグ・グループステージでも2勝1敗とまずまずの成績を残しており、グループ突破も見えてきている。決勝トーナメントに入れば、アウェイで得点を奪える力は大きなアドバンテージとなるだろう。ランパードのチームが1年目でどこまで結果を残せるのか楽しみだ。
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