バルセロナGKテア・シュテーゲンをめぐる情報が錯綜 ガラタサライ移籍で個人合意と現地報道

バルセロナのテア・シュテーゲン photo/Getty Images

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負傷離脱中に序列低下

バルセロナのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの去就をめぐって様々な情報が飛び交っている。

テア・シュテーゲンは、本来であればバルセロナで不動の守護神なのだが、昨年9月に右膝前十字靭帯を断裂して長期離脱を余儀なくされて以降、チーム内での立場は一変。今年5月に復帰を果たしたものの、ハンジ・フリック監督はインテル・ミラノとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグで同選手を先発起用しないなど、その存在はかつてのように絶対的なものではなくなっている。

これに加えて、エスパニョールからのジョアン・ガルシア加入が目前に迫っていることやヴォイチェフ・シュチェスニーも残留が有力視されていることから、テア・シュテーゲンは第3ゴールキーパーという立場になる可能性もあり、このことに本人は不満を募らせているとされる。
こうした中、トルコメディア『Fanatik』は、トルコのガラタサライがテア・シュテーゲン獲得に興味を示していて、同クラブは既にテア・シュテーゲンと移籍について個人合意に達し、あとはバルセロナとのクラブ間交渉で移籍金など細部の詰めの作業を残すだけとなっていると報じている。

一方、ドイツメディア『Sport Bild』は『Fanatik』の報道を否定している。『Sport Bild』によれば、テア・シュテーゲンはガラタサライと移籍について合意しておらず、さらに現時点でバルセロナから退団する考えもないという。

もっとも、『Sport Bild』もテア・シュテーゲンに移籍の可能性があることは認めている。バルセロナは依然としてクラブ財政が厳しく、第3ゴールキーパーになるかもしれないのにチーム内で屈指の高給取りというテア・シュテーゲンの存在は同クラブにとって重荷であることから、前述のガルシアの加入をはじめとした今後の状況次第でテア・シュテーゲンの移籍話も一気に進展する可能性があるとも同メディアは分析している。

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