写真家が激怒 悪童バロテッリ、再び問題行動を起こす

ジェノア戦で思うようなプレイをできず、途中交代を命じられたバロテッリ photo/Getty Images

交代に対する不満をカメラへぶつける

プロのフォトグラファーであるマッシモ・ロヴァッティ氏が、ブレシアに所属する元イタリア代表FWマリオ・バロテッリに対して怒りをあらわにしている。

26日に行われたセリエA第9節で、ジェノアと対戦したブレシア。敵地での闘いながら先制に成功したが、後半に痛恨の3失点を喫し、1-3で逆転負けを喫した。この試合でスタメンに名を連ねたバロテッリも思うようなパフォーマンスを披露することができず、72分に交代を命じられている。

そして、バロテッリの交代の際に問題の出来事が起こった。英紙『Daily Mail』などによると、バックスタンド側のタッチラインからピッチを退いたこの悪童は、交代に納得ができなかったのか、ベンチへ戻ってくる途中で不満を爆発させる。ピッチの側に置かれたロヴァッティ氏のカメラをサッカーボールのように扱い、広告板に蹴り付けたようだ。試合後に自身のInstagramを更新した同氏は、次のように綴っている。
「バロテッリがベンチに呼び戻されたとき、彼はカメラをサッカーボールのように使って、広告板に蹴り付けた。この出来事を見たボールボーイが、説明するために私を呼んできたんだ。カメラとブースターが目で分かるほど損傷しており、カメラが機能しなくなったことがわかった。他人のビジネスツールに対して、不満をぶつけられることを想像してみてください! これらは非常にデリケートな機材であり、蹴るものではない。私は激怒していると言っても過言ではないよ。リスペクト。キミは働いている人々やそのビジネスツールをリスペクトする必要がある!!」

フォトグラファーにとって命とも言えるカメラを破壊してしまったバロテッリ。再び問題を起こしてしまったが、ロヴァッティ氏に対して今後どのような対応をするのか注目が集まっている。

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