今季アントニオ・コンテの下で快調なスタートを切っているインテルでは、FWロメル・ルカク、MFステファノ・センシの新戦力2人を絶賛する意見が目立つ。2人の加入も確かに大きいのだが、中盤で奮闘するもう1人のファイターも忘れてはならない。
今夏にカリアリから買取義務付きのレンタルで獲得した22歳のMFニコロ・バレッラだ。レンタル料は1200万ユーロ、完全移籍となる際に追加で2500万ユーロ、そこにボーナスが800万ユーロがプラスされる内容となっているようで、インテルはこの若きタレントを4500万ユーロ程度で獲得できることになる。
伊『Calciomercato』はバレッラのクオリティや22歳という年齢を考慮すると、4500万ユーロはバーゲン価格だと主張。すでにその価値を十分に証明したと考えているようだ。
バレッラはカリアリでプレイしていた頃からMFラジャ・ナインゴランと比較される存在だったが、それも頷ける完成度か。インテルは今夏にそのナインゴランを手放したが、バレッラが後継者となるならば問題はない。攻守にファイトすることができ、コンテ好みのMFと言えよう。
同メディアは先日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節ドルトムント戦でのパフォーマンスも絶賛しており、インテルは新戦力が次々とヒットしている。チャンピオンズリーグでも今季初白星を挙げることに成功し、死のF組突破へ一歩を踏み出すことができた。新戦力とともに劇的に変化するインテルが今季欧州の舞台でどこまで結果を残せるか楽しみだ。
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