マルディーニばりの活躍が出来るのに マンUサポ、あの男を手放したクラブに疑問

新天地ローマで活躍中のスモーリング photo/Getty Images 

「ジョーンズを残すなら......」

2010年よりマンチェスター・ユナイテッドでプレイしていたDFクリス・スモーリング。長きにわたりユナイテッドの最終ラインを支え続けたものの、今夏に同クラブに加わったDFハリー・マグワイアにレギュラーの座を奪われ、今季のプレミアリーグ開幕から3試合連続でベンチ外に。今夏にマンチェスターから離れ、ローン移籍という形でローマに加わっている。

そんな同選手が、現地時間9月29日に行われたセリエA第6節(レッチェ戦)にフル出場。英『Manchester Evening News』によると、[4-2-3-1]という布陣のセンターバックでプレイした同選手は100%の空中戦勝利数を記録(7回全て勝利)。また、両軍中最多のインターセプト数(2回)を叩き出すなど、対人守備で強さを見せた。同選手の活躍により、ローマは1-0でレッチェに勝利している。

『Manchester Evening News』は9月30日、レッチェ戦でのスモーリングの活躍を知ったマンチェスター・ユナイテッドサポーターによるSNS上のコメントを紹介。「フィル・ジョーンズをクラブに残すくらいならスモーリングを残留させるべきだった」、「彼は我々(マンU)にとって十分以上のDFだ」、「彼はマンUのなかで3番目に優れたDFだろう。今回の彼の放出は我々にとって奇妙な出来事だったが、その認識は今も変わらない」など、同選手を手放したマンU首脳陣に疑問を呈すファン、そして元イタリア代表の名DFパオロ・マルディーニ氏(Paolo Maldini)とスモーリング(Smalling)を掛け合わせた“smalldini”という造語で同選手のパフォーマンスを称える者もいたようだ。「大きなクラブでチャンスが与えられることは嬉しいことだ。ここで結果を残すことができ、クラブ側からも残留を求められればもちろんローマに残りたい」と移籍直後に語っていたスモーリングだが、今後も活躍するたびにマンチェスター・ユナイテッドのファンから復帰を願う声が寄せられることは間違いないだろう。

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