3位イブラ、2位C・ロナウド 2007-08以降の“PA外”最多得点記録保持者は

FKを得意とするメッシ photo/Getty Images

バルサにとって大きすぎる穴

バルセロナは開幕から思うように白星を挙げられない展開が続いているが、やはりリオネル・メッシの穴が大きい。メッシは開幕から負傷離脱が続いており、メッシが抜けるとバルセロナの攻撃力はガクリと落ちる。

チャンスメイクの部分はもちろんだが、飛び道具が無くなってしまうのも痛い。若い頃のメッシはペナルティエリア内で勝負する傾向が強かったが、年齢を重ねるごとにエリア外からのシュートが増えた。

英『GIVE ME SPORT』がデータを紹介しているが、欧州五大リーグで2007-08シーズン以降最もエリア外から得点を決めているのはメッシなのだ(69点)。2位はユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウド(54点)、3位は現在MLSでプレイしているズラタン・イブラヒモビッチ(35点)、4位がユヴェントスMFミラレム・ピャニッチ(27点)となっており、メッシは飛び道具の部分でも世界のトップに君臨している。
やはりフリーキックの精度が上がったことが関係しており、いつしかフリーキックはロナウドからメッシの代名詞へと変わった。メッシが抜けることで、バルセロナはセットプレイの質も落ちてしまう。

メッシも32歳となり、今後は怪我との戦いも増えてくるだろう。スピードが落ちてきたと感じる部分も出てくるはずだが、長距離砲を身につけていることは大きなプラスとなるはず。今後もチャンスメイク、エリア外からの得点でチームの助けとなるはずで、バルセロナは一刻も早いメッシ回復を待っている。

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