33歳を迎えながらもいまだに世界トップレベルのDFとして、レアル・マドリードやスペイン代表の最終ラインに君臨し続けるDFセルヒオ・ラモス。時折ダーティな一面をのぞかせることもあるが、これまで成し遂げてきた実績を見れば彼が名選手であることは明らか。先日行われたユーロ予選・ルーマニア戦では、スペイン代表通算21ゴール目となるPKを突き刺し、DFながら同国代表における通算得点ランキングトップ10入りを果たした。その影響力は陰りを見せるどころか、今なお拡大中だ。
いったいなぜS・ラモスはここまで活躍し続けることができるのだろうか。英『90MiN』によると、本人がその答えを明かしている。同選手は好パフォーマンスを維持するために自身が重要と思っていることを3つ挙げた。
「僕は毎年、リセットするようにしているんだ。前年に成し遂げたことをすべて忘れ、ゼロからスタートするためにね。レアルのような強いチームに所属する選手は多くの試合をとても高いレベルでプレイしなければいけない。だから自分の人生の多くをそのための準備に費やさないといけないんだ。僕は24時間サッカーのことを考えているよ。仕事をして、よく食べて、休むべき時に休む。仕事、食事、休息の3つが1番重要だね。これこそが僕の成功の秘訣さ」
意外と普通のことを言うと思った人も多いかもしれない。しかし、当たり前のことはなかなかどうしてできていない場合が多い。シンプルだが、結局これに尽きるのだろう。
30歳を過ぎても活躍する秘訣を明かしたS・ラモス。ピッチ上では常人の理解できないようなとんでもないプレイを見せることもある彼だが、私生活に破天荒な要素はまったくないようだ。
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