ブラント、ペリシッチ、フンメルス! ブンデス新加入組で組むベストイレブン

ドルトムントに加わるブラント photo/Getty Images

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3クラブが話題かっさらう

まだ加入した選手たちがフィットすると決まったわけではないが、今季のブンデスリーガでは3つのクラブに注目したい。いずれも強豪クラブだが、王者バイエルン、それを追いかけるドルトムント、そして昨季後半戦の猛スパートで4位に滑り込んだレヴァークーゼンだ。

なぜこの3クラブかというと、ブンデスリーガ公式が発表した「今夏のブンデスリーガ・新入りベストイレブン」で3クラブを中心に選手が選ばれているからだ。今夏ブンデスで起きた移籍の中で注目の選手をリストアップし、それをベストイレブン化した企画だが、3クラブからの選出が目立つ。

GKはマンチェスター・シティからのレンタルでデュッセルドルフに加わったアメリカ代表GKザック・ステッフェン、最前線のセンターフォワードはシャルケからボルシアMGに移籍したブリール・エンボロ。この2人を除く9人はバイエルン、ドルトムント、レヴァークーゼンから選ばれているのだ。
まず最終ラインはドルトムントとバイエルンの選手で構成されている。右サイドバックはバイエルンが獲得したバンジャマン・パヴァール、左サイドバックはドルトムントのニコ・シュルツ、センターバックはバイエルンのリュカ・エルナンデス、ドルトムントに復帰したマッツ・フンメルスの4名だ。この4名は各クラブの命運を左右する存在となるはずで、特にバイエルンの世代交代を支えるエルナンデスとパヴァールのフランス代表コンビは注目だ。

中盤はドルトムントが獲得したユリアン・ブラントと、レヴァークーゼンがホッフェンハイムから獲得したケレム・デミルバイがボランチに入っている。デミルバイは昨季リーグ戦で9アシストを記録しており、ブラントの代役候補の1人と言えよう。セントラルMFから攻撃的MFまでこなせる26歳の選手だ。

2列目は左サイドにドルトムントが獲得したトルガン・アザール、右サイドにレヴァークーゼンがパリ・サンジェルマンから獲得した期待の若きフランス人FWムサ・ディアビ、トップ下には先日バイエルンが獲得したばかりのイヴァン・ペリシッチが選ばれている。3選手の配置には様々な意見があるだろうが、とにかくこのアタッカー3名が今季注目のタレントなのは間違いない。

王者バイエルン超えを狙うドルトムントからは4名、世代交代と王座死守の両方を達成したいバイエルンからは3人、昨季に続いてトップ4入りを確保したいレヴァークーゼンからは2人が選ばれる結果となったが、この新加入組9人は期待に応えられるのか。

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