ユヴェントスかインテルか、それとも残留か。ベルギー代表FWロメル・ルカクの去就は揺れに揺れたが、最終的にはインテルへ加わることが決まった。ルカクは昨季よりマンチェスター・ユナイテッド指揮官オーレ・グンナー・スールシャールの下でスタメンを確保しきれていないところがあったため、放出も理解できる判断ではある。
しかし、マンUサポーターの間には不安が広がっている。ルカクに代わる大物ストライカーを獲得できていないからだ。1番手がマーカス・ラッシュフォード、そのバックアッパーにアントニー・マルシャル、若いメイソン・グリーンウッドが控える格好だが、迫力不足なのは明らかだ。ラッシュフォードもまだ成長段階にある選手で、トッテナムのハリー・ケインやマンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロと同じレベルの得点数を期待するのは難しい。
英『Manchester Evening News』によると、マンUサポーターからは代役を獲得しないままルカクを手放して大丈夫なのかとの意見が出ている。得点力不足に陥る可能性があると懸念する人が多いのだろう。
「ルカクの後釜を獲得しないまま手放すなんてユナイテッドは愚かだ」
「後釜を確保していないのは奇妙だ」
「エレーラ、フェライニ、ルカクの後釜はいない。怖い!」
マンUも快速アタッカーのダニエル・ジェイムズや右サイドバックのアーロン・ワン・ビサカ、センターバックにハリー・マグワイアを加えるなど資金を投じた補強には動いている。前線の補強は今ひとつ活発ではないが、このままで最低目標となるトップ4入りを実現できるのか。開幕前から不安が広がっている。
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