ゴメス、マティプ、ロヴレン…… ファン・ダイクの”ベストパートナー”は誰だ

リヴァプールのゴメスとファン・ダイク photo/Getty Images

英紙が注目する相棒選び

昨季プレミアリーグで僅か22失点しか許さなかったリヴァプールでは、DFフィルジル・ファン・ダイクの存在がとにかく大きかった。2017年の冬にサウサンプトンからやってきたファン・ダイクが最終ラインを統率し、GKアリソン・ベッカーの存在もあって驚異の堅守を完成させたのだ。

しかし、ポイントはファン・ダイクやアリソンだけではない。英『Daily Mail』が注目しているのは、ファン・ダイクの相棒を結局誰にするのかということだ。昨季はファン・ダイクがフル稼働したが、相棒は負傷の影響などもあって何度か代わっている。

まず開幕からスタメンを任されたのは若手のジョー・ゴメスで、これがピタリとフィットした。身体能力の高いゴメスとファン・ダイクのコンビは抜群の安定感を披露し、開幕からリーグ戦12試合で2人が先発した試合の失点数は僅か5点。クリーンシートを連発し、スタートダッシュに大いに貢献した。
しかし、ゴメスは負傷で後半戦のほとんどを棒に振ることになってしまった。ここから存在感を発揮し始めたのが、ジョエル・マティプだ。ファン・ダイクとマティプはチャンピオンズリーグ決勝のトッテナム戦でもコンビを組み、2-0の勝利に貢献している。昨季後半戦でマティプが急速に評価を高めたのは間違いない。

残る1人は、昨年クロアチア代表の一員としてロシアワールドカップ準優勝に貢献したデヤン・ロヴレンだ。昨季のパフォーマンスを考えるとファン・ダイクの相棒争いはゴメスとマティプの戦いとなるはずで、同メディアもロヴレンは4番手に落ちたと捉えている。

その他にリヴァプールは今夏オランダのPECズヴォレから17歳のセップ・ファン・デン・ベルグも獲得しており、将来への準備も進めている。今のところはゴメスとマティプの争いとなっているが、ファン・ダイクの相棒にふさわしいのは誰なのか。指揮官ユルゲン・クロップにとっては贅沢な悩みとなっている。

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