クラブOBも重要性を主張
昨夏の加入以降、ユヴェントスの話題の中心となったのはクリスティアーノ・ロナウドだ。キャリア初のセリエA挑戦ながら昨季はいきなりの21得点をマークし、すっかりチームの顔と呼べる存在になった。今季からはマウリツィオ・サッリに指揮官が交代しているが、ロナウドは前線に君臨することになるだろう。
しかし、サッリ体制のユヴェントスではロナウドよりも重要な存在がいると主張する者もいる。クラブOBアレッシオ・タッキナルディ氏だ。伊『Gazzetta dello Sport』によると、同氏がロナウドより重要な存在と指名したのは中盤の底からチームをコントロールするミラレム・ピャニッチだ。
「誰もがクリスティアーノについて話しているが、私としては新たなユーヴェのキーマンはピャニッチだ。彼はジョルジーニョと同じものを提供すると同時にボールリカバリーもこなし、サッリの柱とならないといけない。ピャニッチはジョルジーニョよりクオリティがあるよ。彼がサッリの要求をこなせば、素晴らしいシーズンとなるだろう」
サッリはナポリ、チェルシーでアンカーのジョルジーニョに全幅の信頼を寄せてきたが、ユヴェントスではピャニッチがその役割を引き継ぐと予想されている。ピャニッチも中盤でゲームをコントロールできる選手で、ユヴェントスの出来はピャニッチ次第となるかもしれない。
攻撃ではボールを的確に散らし、守備ではしっかりと最終ラインの前のスペースをプロテクトする。ジョルジーニョの場合は守備が不十分と指摘されていたが。ピャニッチは完璧にその役割をこなせるのか。