2017年に行われたU-21欧州選手権の最優秀選手に選ばれ、同年の夏に鳴り物入りでレアル・マドリードに加入したMFダニ・セバージョス(22歳/スペイン国籍)。活躍が期待されていたものの、ジネディーヌ・ジダン現監督が指揮を執った2018-2019シーズンのリーガ・エスパニョーラ11試合中僅か3試合の出場に留まるなど、未だ本領発揮には至っていない。
今夏の移籍が噂されるなか、スペイン紙『as』が現地時間7月5日に「トッテナムがセバージョスのローンでの獲得に乗り出した」と報道。同メディアによると、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が同選手に対し、2019-2020シーズンで重要な役割を任せる旨を伝えたとのこと。セバージョスも同監督から示された自身の起用法や役割に納得したようだ。
先月末の段階で「僕はクラブを100%信じているし、自分のことも信じている。僕の夢はレアル・マドリードの一員として勝利を手にすることだし、(今夏の)U-21欧州選手権が終わったらクラブと話し合うよ」と語っていたセバージョス。しかしその一方で米『ESPN』は現地時間7月1日に「セバージョスが出場機会を求め移籍を検討」と報道。同選手が「(これ以上クラブチームで)ベンチを温め続けたくはない」と漏らしていたと伝えている。現所属クラブへの愛着はあるものの、今後も出場機会が保証されなければ移籍も辞さない構えのようだ。既にジダン監督の構想から外れていると複数のメディアで伝えられている同選手だが、報道の通りトッテナムへの期限付き移籍を決断するのだろうか。
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