酒井宏樹こそトッテナムに必要な選手!? 英メディアがメロメロになる理由は

日本代表の酒井宏樹 photo/Getty Images

DFとして高い評価を得る

フランスのマルセイユで評価を高めた日本代表DF酒井宏樹にトッテナムが注目している。この情報を喜んだ日本のサッカーファンも多いだろう。実現するかは別として、酒井がそれだけの評価を得ている証と言えよう。

酒井は日本でも不動の右サイドバックになっており、2022カタールワールドカップまでに酒井からポジションを奪い取れる選手は出てこないだろう。英『90min』もトッテナムが興味を示す酒井のことを特集しており、知っておくべき5つのポイントがあると紹介している。

昨年のロシアワールドカップに出場したこと、ロンドン五輪に出場したこと、酒井が本を出版しているといった簡単な知識も紹介されているのだが、面白いのは他の2つだ。

1.酒井は最終ラインのどこでもプレイできる



酒井は日本代表では右サイドバックでプレイすることがほとんどだが、マルセイユでは左サイドバックやセンターバックを担当することもある。

「酒井は29歳の選手で、ポチェッティーノが若手を優先してきたことを考えるとサポーターには少々奇妙に思えるかもしれない。しかし、酒井のユーティリティ性はトッテナムにとって重要なものになるかもしれない。彼は最終ラインのあらゆるポジションでプレイする能力があり、キャリアを通じて左サイドバックやセンターバックもこなしている。ダニー・ローズとトビー・アルデルヴァイレルトの将来が不透明な来季のトッテナムにとって、複数ポジションをこなす酒井の能力は必要なものだ」

同メディアはこのように伝えており、酒井は全ポジションを担当できる万能DFと考えられているようだ。

2.フィジカルが強い



「ポチェッティーノはトッテナムでハイエネルギー、ハイプレッシングのサッカーを展開しているが、酒井はこれに合う能力を有している。技術があり、体が強く、運動量も素晴らしい。運動量に関してはマルセイユでの3シーズンで121試合に出場してきた実績が証明している」

ポチェッティーノのサッカーに合う人材で、なおかつ複数ポジションをこなす。年齢だけはクラブの哲学に引っかかるかもしれないが、能力で見れば酒井はトッテナムにぴったりの選手に思えてくる。同メディアは酒井のことをかなり高く評価しているようだが、この移籍は想像以上にフィットするかもしれない。

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